due diligence
due diligenceは、文脈によってビジネス上の詳細な調査と法的な注意義務という二つの異なる側面を持ちます。ビジネスの文脈では、主に企業の買収や合併(M&A)の際に、買い手が対象企業の財務状況や法的リスクを徹底的に調査することを指します。これにより、予期せぬ負債や潜在的なリスクを回避し、適正な価格で取引を行うことが可能になります。
ビジネスと法律における使い分け
ビジネスシーンでは、due diligenceはデューデリジェンスというカタカナ語として定着しており、企業の価値を評価するための包括的な査定プロセスを指します。一方で、法律的な文脈では相当な注意と訳され、ある状況において合理的な人間が払うべき注意義務を指します。例えば、事故が発生した際に、責任者が事故防止のために十分な措置を講じていたかどうかが、このdue diligenceの観点から判断されます。
類義語との概念的な違いdue diligenceは、単なるresearch(調査)やinspection(点検)よりも、より体系的で厳格なプロセスを伴います。単に情報を集めるだけでなく、その情報が正確であるかを確認し、リスクを定量的に評価するという義務や責任のニュアンスが含まれている点が特徴です。例えば、単に会社のウェブサイトを見ることはresearchですが、会計帳簿や契約書を精査して潜在的な負債を洗い出すことはdue diligenceに当たります。
意味
潜在的な買い手が、特に資産と負債を確定させ、商業的な可能性を評価するために行う企業の包括的な査定のこと
The company performed extensive due diligence before acquiring the startup.
その会社はスタートアップ企業を買収する前に、広範なデューデリジェンスを実施した。
危害の回避や犯罪の防止のために個人または企業が講じる合理的な措置、あるいは同様の状況下で慎重な人物が行うであろう法的注意基準のこと
The defendant argued that they had exercised due diligence in maintaining the safety of the premises.
被告は、敷地内の安全を維持するために相当な注意を払っていたと主張した。